森林鉄道段戸山線 田峰鰻沢線 

始点より8.5kmから笠井島集落(豊邦)あたり

 始点より8.5km付近。ずいぶん前に上から土砂が流され埋まってしまったようで、一部レールが地面から出ている。
同上、かなりの土砂で埋まっており、掘り返せば線路そのものが出てくるだろう。
 砂に埋もれている枕木。
   掘り出してみた。軽便鉄道の軌道幅は762mmと聞くがピッチはピッタリ合うので間違いなく枕木だろう。
   写真真ん中やや下あたりにレールを止めるボルトが見える。ボルトの支えは金属ではなく木のようだ。
   笠井島集落やや手前、やや小高いところに田がある少し上あたり。
 上から200mほど進んだところ、ここは以前すれ違い場所だった。
 豊邦集落、直線の広い道路に面して点在する民家の裏を進む軌道敷跡。真ん中に見える石垣の右上が軌道敷跡。
 同上
 同上、このような橋の基礎跡もはっきり残る。
   トロッコにはかなり多くの木材を積んでいた。また、起点へ引き返す際はこのように機関車で引っ張ることはしない。
   直線を過ぎ、愛知県淡水漁協前を過ぎると道幅が狭くなるあたり、ここで軌道跡が消える。分かりにくいが狭くなって100mほど進んだ地点。
   上の写真を更に100mほど進んだ地点。この地点では国道よりやや下を軌道敷が走っていたとのことで、踏み切りのようなものがあったと思われる。写真右下にやや見て取れる。 



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